【2021年度版】「冬の御膳」ご紹介
初雪を待ちわびる地獄谷の吐息が、銀色に輝く季節となりました。
この度の滝本だよりでは、「冬の和会席膳」をご紹介します。
まずは、ゆったりとお部屋で召し上がる最上の膳「滝本御膳」を。
お勧めは、「台物」と「焼き物」の2品。
「十勝牛ステーキ」
肥沃な大地、北海道の十勝地方で悠々と育った「十勝牛」。
程好いサシが入る上質な赤身は、溶けだすように柔らかく、
爽やかな酸味の果汁タレが、溢れる脂を優しく包み込みます。
贅沢にカットした肉を、お好みの焼き加減でご堪能ください。
「きんき杉板焼き」
北日本が誇る高級魚「きんき」の別名は“白身魚の王様”。
名に相応しく、柔らかな白身に凝縮された旨味は格別です。
付け合わせの焼きズワイ蟹や菊花大根が華やぎを添え、
漂う杉の樹香と焼き物の芳ばしさが、更なる至福を運びます。
続いては、和モダンなお食事処で召し上がる「特別御膳」を。
お勧めは、「台物」と「蒸し物」の2品。
「銀鱈愛妻西京鍋」
“愛妻”の由来は、創業者である滝本金蔵の妻への想いから。
実は、妻が患う皮膚病を治すために開湯したのが“登別温泉”。
そんな登別温泉の“重曹泉”を用いた出汁を使用しています。
銀鱈の白身を更に柔らかくし、奥深い味わいを引き出します。
「釧路産 真河豚愛妻徳利蒸し」
北海道・釧路沖で「真河豚」が捕れることはご存知でしょうか。
釧路の栄養豊かな海で育つ真河豚は“河豚の女王”とも称され、
強い甘みがありながらも、あっさりとした味わいが秀逸です。
お好みの薬味とポン酢でさっぱりとお召し上がりください。
「冬の和会席膳」のご提供期間は、12月1日から2月28日。
他にも蟹満載のかに御膳など、全7種の御膳をご用意しています。
温かな温泉が恋しくなるこの季節、当館の35ある湯船で温まり、
冬の宵に温もりを灯す「冬の和会席膳」で舌鼓をしませんか?
皆様のご来館を、心よりお待ちしております。