登別温泉には雪が残りますが、少しずつ春の気配を感じる季節となりました。当館の和会席膳にも春が訪れ、旬の食材が織りなす彩り豊かな一皿一皿で、季節の息吹をお届けします。

3月1日よりご提供を開始する「春の和会席膳」から、春らしい彩りを際立たせた料理の数々をご紹介いたします。

前菜　―特別御膳、滝本御膳、かに御膳でご提供
北寄貝のわさび和えやホタルイカの沖漬け、よもぎを練り込んだ雲竜豆腐、そして春の訪れを告げるつくし。北海道産豚のワインポーク昆布〆は、昆布の旨みが肉質を引き立てる絶妙なハーモニーを生み出します。まさに春の会席の幕開けにふさわしい、可憐な前菜が揃いました。

さくら鱒蕗味噌巻繊揚げ　―湯の里 季節の御膳、湯の里 特別御膳でご提供
桜の開花に先駆けて北海道の海で春を告げるさくら鱒を使用。塩加減を調えた蕗味噌を繊細な巻繊に仕立て、鳴門巻きにして軽やかに揚げました。湯葉真丈やミニトマト、山菜のこごみを配し、春の息吹を感じる一品です。

ほたて蕗味噌巻繊焼き　―部屋食 滝本御膳でご提供
肉厚で甘み豊かな北海道産帆立に、香り高い蕗味噌巻繊をたっぷりと合わせ、ふっくらと焼き上げました。湯葉真丈やこごみ、はじかみを添え、味覚と視覚の双方で春を楽しむ演出をお楽しみいただけます。

いちご羊羹と抹茶寒　―季節の御膳でご提供
瑞々しいいちごを閉じ込めた流し羊羹と、白あんの優しい甘さが際立つ抹茶寒。爽やかな後味が、春会席の締めくくりを格調高く、そして華やかに彩ります。

「春の和会席膳」は、2025年3月1日から5月31日までのご提供です。
詳しい献立やお膳の全体写真は下記からご確認くださいませ。
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