おかげさまで今年、創業158周年を迎えます。

こんにちは、ブロ担3号です。

本日1月11日は成人の日。
20歳という節目を迎えた晴れ晴れしい顔の新成人が
たくさん生まれたことと思います(^^)

節目と言えば、第一滝本館はおかげさまで今年創業158周年を迎えます。
そうです。節目の160周年まであと2年となりました。

あまり知られていないことかもしれませんが、
第一滝本館の歴史は、登別温泉そのものの歴史と同じなのです。

今回はその理由と共に、ブロ担3号も大好きな湯船をご紹介します(^▽^)/

第一滝本館の創始者・滝本金蔵(たきもときんぞう)氏は
1826年現在の埼玉県で生まれ、32歳のときに蝦夷地開拓のため北海道に渡ります。
その頃、奥様である「佐多(さた)」さんがひどい皮膚病に悩んでいました。
登別の霊泉の噂を聞きつけた金蔵氏は山道を分け入り現在の登別温泉に辿り着きました。
温泉の効果はてきめんで、佐多さんの皮膚病は見る見るうちに快癒。
温泉への感謝とその効能を広く利用されるようにと、湯守(ゆもり)の許可をとり
湯宿を創築したのが第一滝本館の始まりです。

↑の資料は、当館に保存されているかなり昔のものですが
右の題名には「登別温泉開祖・滝本金蔵翁」という文字が読み取れますね!

こんな心温まる物語から始まった登別温泉。
いまも変わらず毎日湯守の手により新鮮で効能豊かなお湯が引かれています。

↑こちらの湯船、第一滝本館をご利用になったことのあるお客様には
ピンと来られたでしょうか!?

この湯船の名前は、まさしく「金蔵の湯」。
創始者の名前をとっているのは、佐多さんが入ったであろう温泉を
私たちなりに再現したものだからです。

この湯船のこだわりポイントは、「加水無しの源泉の湯」という点です。
登別の湯は、実はどれも源泉温度が非常に高く、そのままで入浴することが出来ません。
そのため第一滝本館では、自家水源より引く水で温度調整をしてから湯船に注いでおります。

ただ、この金蔵の湯だけは、湯車(ゆぐるま)と湯棚(ゆだな)により
自然に温度調整をして源泉そのままの湯を引いております。
第一滝本館の広~い大浴場の中で、ひときわ小さな湯船にはこんな秘密があったのです。

皆さま、次回第一滝本館にお越しの際は
金蔵氏の佐多さんへの気持ちに想いに馳せて、金蔵の湯に浸かってみてはいかがでしょうか。

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