【2019年9月~11月】秋のお膳をご紹介します

早いもので7月も下旬ですね。
登別温泉のある胆振地方は北海道の中でも比較的涼しく、またこの時期は雨も多いため、
山中にある登別温泉では、木々の青葉に降る雨で緑が際立ちます。
ちなみに今まさにこの時期、新緑に降り注ぐ雨のことを
「緑雨(りょくう)」または「翠雨(すいう)」と呼ぶそうですよ。

山の木々から近くの草木に目を移せば、
この時期の風物詩の紫陽花をあちこちで見ることができます。
登別では来週まで雨がつづく予報ですが、
やがて来る夏の青空の前にこの初夏ならではの風景を楽しんで見るのも良いですね。

さて、夏空が待ち遠しい7月の現在、
第一滝本館のお部屋食、及びお食事処「湯の里」では夏の和食会席膳を提供しておりますが、
今回は、9月1日から11月末までの間にご提供予定の、
食欲をそそる「秋の和食会席膳」をご紹介いたします。
ご提供まではまだ少し先ですが、
秋の温泉旅行の計画と一緒に、お宿選びの参考にしていただければと思います。

今回は秋のお部屋食プランの「スペシャル膳」「デラックス膳」より、
それぞれのお膳から旬の食材を使用しました、
お勧めの一皿をそれぞれご紹介いたします。

まずはお部屋食プラン、スペシャル膳から。

スペシャル膳のおすすめの一皿はこちら。

「むかご真丈 菊花べっ甲餡」
「むかご」とは、山芋の地上部分にできる直径1センチくらいの大きさの球芽のことです。
実は山芋よりも栄養価が高く、不足しがちな鉄分やカリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています。
食物繊維が豊富な皮も食べられますよ。
今回はこのむかごを皮ごと、鱈のすり身と共に真丈にし、揚げた裏ごし南瓜を添えました。
また「金棒」を模したにんじんも印象的ですね。
第一滝本館のお膳のトレードマークと言っても過言ではありません。

お部屋食プラン「スペシャル膳」のご予約はこちらからどうぞ。

続きまして、より華やかなお部屋食プランのデラックス膳から。

デラックス膳のおすすめの一皿はこちら。

「丸茄子田楽吹き寄せ焼き」
火を通しても崩れにくい、どっしりとした丸茄子に
舞茸、栗、インゲン豆、青銀杏、雲丹と、色とりどりの食材を載せた、
秋の色彩が集まったにぎやかな一皿です。
小さくイチョウの葉の形にカットされているのはなんとサツマイモです。
このような細かなところからも秋らしさが伝わってきますね。
実際には田楽味噌を載せて焼き上げて提供いたします。

お部屋食プラン「デラックス膳」のご予約はこちらからどうぞ。

スペシャル膳、デラックス膳ともに贅沢な味覚をお楽しみいただける一品が揃っております。
それ以外のプランでも、旬の食材をふんだんに使った美味しいお料理をご用意して
皆様のお越しをお待ち申し上げております。

その他のお部屋食プラン、湯の里プラン、ビュッフェプランのご予約はこちらから

ぜひ、秋の北海道旅行は登別温泉 第一滝本館で、
温泉に浸かりリラックスして、秋の味覚を楽しんでみては如何でしょうか。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。