第56回 登別地獄まつりレポート
去る8月23日から25日にかけて、北海道 登別温泉
8月最後の大イベント「登別地獄まつり」が開催されました。
期間中は前夜祭こそ雨が降りましたが、後の2日間は見事天候に恵まれ、
3日間を通した来場者数はおよそ65,000人!(昨年は58,000人)
たくさんのお客様でにぎわいました。
[1日目:23日]
まずは地獄谷で盛大にオープニングセレモニー。
登別温泉の守り神、”湯鬼神(ゆきじん)”とともに地獄まつりの開催を宣言。
開催を告げる「鬼花火」も迫力満点です。
直前まで雨が降っていましたが、ちょうどセレモニーに合わせるかのように止みました。
[2日目:24日]
明けて2日目、天候は前日とうって変わって日焼けしてしまうほどの晴天。
まさにお祭り日和でした。
いよいよ本格的にお祭りがスタートし、大勢のお客様で賑わいました。
日中は出店が並ぶメインストリートで地元 登別小学校の生徒さんによるマーチングバンドのほか、
第一滝本館向かいにあります泉源公園では学生さんによる吹奏楽の演奏や熊舞が披露されました。
日も傾いたころには第一滝本館の滝の前で
すでにお馴染みのこの面々の登場です。
第一滝本館が誇る和太鼓チーム、『北海いでゆ太鼓』です!
普段公演を行っている館内を飛び出し、屋外にてそのバチ捌きを披露しました。
そして迫力の太鼓ショーが終わった後は・・・
閻魔大王のおな~り~!
亡者に天国行き、地獄行きの審判を下す裁判官として知られている閻魔大王。
この度、山車とともに登別温泉にやってきました!
腰掛けているだけでもこの大きさが伝わりますでしょうか。
・・・と、一度停止したかと思えば・・・?
何と立ち上がりました!
表情も先ほどの穏やかな表情から一変、
その形相はまさに「地獄の鬼を束ねる王」そのものです!
立ち上がることで、その威容はさらに大きくなり、高さはおよそ6メートルに達します。
地獄まつりの期間は、この姿を拝める大変貴重なチャンスになります。
まだまだ終わりません。
いよいよ「鬼踊り大群舞」の時間です。
この鬼踊り。
登別温泉の各ホテルのスタッフやお客様も一緒に楽しめるイベントです。
スタッフもお客様も鬼の面を付け、赤い浴衣に身を包んで、メインストリートへ出発!
2日目も大詰めです。
先ほどの鬼踊りの熱も冷めやらぬうちに次のプログラムが始まります。
ここで登場しますは・・・
『鬼みこし』!
大きな鬼の像を神輿として担ぎ上げます!
普段は登別駅前に鎮座するこの赤鬼の像。
地獄まつりに合わせ、特別に登別温泉にやってきました。
先日の記事[地獄まつりのお知らせ]でちらりとお見せしたブルーシートに包まれていたものの正体がこちらです!
持ち上げるのに屈強な男性陣が数十人動員されるその重量は・・・
およそ1トン!
こちらは同じく女性陣による女みこし。
男性側よりも一回り小さいですが迫力や力強さは負けていませんね。
この大きな鬼みこしが温泉街を練り歩きます。
これが『鬼みこし暴れ練りこみ』です!
しかし、ただ鬼のみこしを担いで練り歩くだけでは終わらないのが地獄まつり。
ここは登別”温泉”です。
ある場所で停止した2基のみこし。すると・・・
かけましたああぁっ!!
合図と共に、周りのギャラリーが桶を片手に温泉をかけるかける!
温泉を全身で浴びるだけ浴びて鬼みこしと祭りの2日目が終了しました。
[3日目:25日]
登別地獄まつりも本日で最終日です。
この日も天気に恵まれましたが、前日に比べて少し涼しくなったようです。
メインストリートも一層の賑わいを見せています。
お昼からは「郷土芸能ステージ」
熊舞のほか
さまざまな太鼓チームによる演奏が行われました。
熊舞では急接近した熊に泣き出してしまうお子様の姿も。
もちろん我らが北海いでゆ太鼓も!
夕方には閻魔大王が再び登場、
続いて、その後は前日につづき、
「鬼踊り大群舞」が行われました。
他の集団に負けじと踊り狂いました!
この日、第一滝本館から鬼踊りに出発する一行たちを見送る姿がありました。
はい、たきまるくんです。
こっそりと応援に駆けつけてたんですね。
前日に負けない盛り上がりを見せて終了。
最後は始まりの地、地獄谷で天高く花火を打ち上げて
第56回 登別地獄まつりは幕を閉じました。
いつもよりも大ボリュームでお届けいたしました、地獄まつりレポート。
楽しんでいただけたでしょうか。
祭りの余韻に浸りつつも、
北海道には秋の気配がすぐそばまで近づいています。
以前紹介させていただきました、秋のフェア「たきもと収穫祭2019」開催も迫って来ました。
ご宿泊でも、日帰り温泉のご利用でも、
みなさまのご利用を心よりお待ちしております。