【周辺情報】湯鬼神の金棒伝説をご紹介します!

12月に入り、北海道は本格的な冬に突入する時期になりました。
登別温泉では11月の積雪以来、しばらく雪が積もる日がありませんでしたが、
今週、再び登別温泉一面が銀世界に包まれました。
車で登別温泉へ来られる方は、急発進や急ブレーキ、急ハンドルを避け、
スピードを出し過ぎずゆっくり安全運転でお越しください。

さて、今回の滝本だよりでは、第一滝本館の斜め向かいにあります、
「登別温泉泉源公園」にそびえ立つ鬼の金棒「湯鬼神の九金棒」の伝説をご紹介します。

「登別温泉泉源公園」とは…
間欠泉を活用した公園で、約3時間の間隔で激しい音・湯気とともに、
約8メートルの高さまで勢いよく噴き出す間欠泉を体感することができる場所です。

その泉源公園には、「湯鬼神の九金棒」と言われる鬼の金棒が円を描くように立てられています。

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登別温泉郷の湯の守り神である「湯鬼神」と
「9」の泉種に準えた9つのパワーを秘める金棒公園です。
それぞれの金棒に由来するご利益を、「九星気学」を引用して設定されています。

(登別国際観光コンベンション協会Webサイトより引用)
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「湯鬼神の金棒伝説」と「九金棒の効験」は、間欠泉に向かって右側に掲示されております。
さっそく見ていきましょう。

「湯鬼神」は6月~7月に地獄谷で行われる鬼花火で登場していた赤鬼と青鬼たちのことですね。
鬼ですが湯を護る良い神様たちなのです!

その「湯鬼神」が置き残した金棒の九本それぞれに、方位と効験が書かれております。

ここまで写真と共にこの記事を読んで頂いた方はお気づきかも知れませんが、
公園内にあるのは何度数えても「八本」しかありません。
金色の「五黄土星 大願成就」の金棒が見当たりませんね。

方位と効験の写真を良く見ると、広場中央の地下が怪しいようです。

地下・金色・金棒…この単語でピンと来た方は、中々の第一滝本館ファンですね!

第一滝本館の本館地下1階には、「あるモノ」が安置されております。
泉源公園に見当たらなかった金色での大きな金棒です!

これこそが「五黄土星」の金棒ですね!
…と言いたいところですが、残念ながらこれは「五黄土星」の金棒ではありません。
第一滝本館の本館地下1階に設置されております「からくり大金棒」です。
本当の「五黄土星 大願成就」の金棒は、ひっそりと泉源公園の方位盤の真下に埋まっている事でしょう。

第一滝本館の「からくり大金棒」は
毎日、7時から15時までは1時間置き、夜は20時から23時まで30分置きにからくり演奏が行われ、
桃太郎とそのお供の動物たち、そして鬼も現れ、広場を賑やかにしてくれます。
「皆、仲よく」のコンセプトで桃太郎と鬼たちが一緒に登場するんですよ。

登別温泉へお越しの際は、是非登別温泉泉源公園の「湯鬼神の九金棒」と、
第一滝本館の「からくり大金棒」をご覧になってみてください。

みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げます。