【2023年度版】「夏の御膳」ご紹介

山々の新緑が力強く芽吹き、地獄谷の白煙が鮮やかに映える季節となりました。
そんな初夏には、当館の和会席膳も夏のよそおいへと変わります。

今回は、6月1日からご提供する「夏の和会席膳」のお勧めの品々をご紹介します。

まずは、冷やし鉢としてご提供する、夏らしいひと品を。
夏野菜煮凝り
夏野菜煮凝り
枝豆にパプリカ、おくらなど夏野菜をふんだんに盛り込みました。
陽を反射する夏の湖上を連想させる銀餡には、食感が楽しいじゅんさいを浮かべます。

次に、滝本御膳でご提供する珠玉のひと品を。
きんき湯葉巻繊 美味餡かけ
きんき湯葉巻繊 美味餡かけ
「北の海の王者」という名前に相応しい、豊潤な脂と旨みを蓄えるきんき。
ふんわりと柔らかな湯葉巻繊(けんちん)にして、特製の美味餡をたっぷりとかけました。

次に、特別御膳でご提供するこだわりのすき鍋を。
星空の黒牛 愛妻すき鍋
北海道の東部、雄大な自然と共にある標茶(しべちゃ)町。
そこで育つ「星空の黒牛」をご存知でしょうか?
星空の黒牛 愛妻すき鍋
国内一位の透明度を誇る摩周湖の伏流水と、無農薬・無化学肥料を徹底した牧草で育つ黒牛です。
その旨みと甘み、脂と赤身のポテンシャルを、温泉「重曹泉」入りの出汁で最大限に引き出しました。

次に、湯の里でご提供する季節の御膳から揚げ物を。
北海道産あぶら鰈 雲丹網笠揚げ
北海道産あぶら鰈 雲丹網笠揚げ
昔の北海道では、脂乗りの良い鰈(かれい)から油を抽出していました。
その名残から「あぶら鰈」と呼ばれるようになり、今も昔も道民から愛されています。
トマトを練り込んだ生地で網目に包み上げることで、身はふっくら、まわりはサクサクに。

最後に、特別御膳や滝本御膳でご提供する自慢の甘味を。
手作り 杏もなか
手作り 杏もなか
甘酸っぱいあんずのピューレに、コク深いのぼりべつ牛乳のクリームをたっぷりと。
更に、アクセントとして、もっちりとした求肥と風味豊かな小豆を飾ります。

「夏の和会席膳」は、6月1日から8月31日までのご提供です。
上記の他にも、蟹をとことん楽しめるかに御膳など、全7種類の御膳をご用意しております。
詳しい献立やお膳の全体写真は下記からご確認くださいませ。
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皆様のご来館、心よりお待ちしております。
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